最近の家電は本当に安くなった。特に液晶テレビでその傾向が顕著であり、地デジ対応のためにテレビを買い替えに行って、その価格に驚かれた方も多いのではないだろうか。2011年8月6日付けの英国エコノミスト誌によると、EMS世界最大手のフォックスコン(鴻海精密工業)は2013年までに新たにロボットを100万台増加させる計画を発表したようだ。中国では高騰する人件費が懸念されるが、文句も言わず働き続けてくれる彼らと、高止まりしている円のおかげでしばらくはお得な価格で様々な家電が楽しめるかもしれない。 驚くべきは価格だけではない。その機能の進化のスピードも目を見張るものがある。全てのチャンネルのテレビ番組を1週間分記録できるレコーダーもあれば、留守の間に勝手に掃除をしてくれるロボットもあるし、お米でパンを焼くコトだってできるのだ。このような機能を目の当たりにすれば、中世の人たちならきっと魔法と勘違いする