“まさか”の語源には、目の前のことの「目(ま)先」だという説があるらしい。現実を表す言葉が、ありそうにない事象へと意味を転じたら不思議な気分になる。 <安倍さん得したよね。加計問題とか森友とか、関係ねぇ。相撲は強い。押し出しだよ>とテレビで切り捨てたのは、たけしさんである。テレビの情報番組が相撲一色になっていることへの弁である。 「まさかの現実」が多かった2017年も暮れようとしている。 大晦日恒例である除夜の鐘突きは、寺院へ多くの人に集まってほしいという思いから行われている行事だという。一年の煩悩を清め、初心に帰って新しい年を迎えるために突くものであり、大みそかであれば時間に関係なく行っていいそうだ。 それでも、大半の「除夜の鐘」は大晦日の夜から元日の未明に行っている。そのため、住宅街にある寺では騒音トラブルになる例もあるとか。現代の流儀に合わせる必要性から、除夜の鐘にも変化が起きている
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