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学生の頃、「ノンレム睡眠とレム睡眠は90分サイクルでやってくるから、睡眠時間は90の倍数にすると良い」と聞いて実行していた時期がありました。 もう10年以上前の話です。 さて、この本を読んで、睡眠に関する研究はどんどん進んでいるんだなと感動しました。 スタンフォード式 最高の睡眠 スタンフォード大学は世界の睡眠研究の総本山とのこと。 期待せずに読み始めたのに 睡眠に関する知見は「寝る前のスマホはだめ」「朝起きたら日光を浴びる」「毎日決まった時間に寝起きするべし」など、わかっちゃいるけど難しい…ということが多いなと思っていました。 正直言って、余り期待せずにこの本を読み始めたのです。 しかし、この本を読んで初めて知ることがたくさんあって驚きました。睡眠のためにベストなこと/ベターなことを理由とともに学ぶことができて良かったです。 大事なのは「最初の90分」←知らなかった! 冒頭に書いた「90
この時間帯にできるだけ多く眠るようにすると、成長ホルモンが分泌されるのだ。 この成長ホルモンの分泌により、以下のような素晴らしい作用がもたらされる。 ダイエット効果: 成長ホルモンの分泌により「たんぱく同化作用」という作用が起きる。これにより太りにくく痩せやすい体質になる。 美白効果:成長ホルモンはメラニン色素を取り除く効果があるので、皮膚が白くなり、しみやそばかすが減る効果がある。 創傷治癒効果:成長ホルモンの働きで、皮膚の痣や傷、それに体内の血管などにできた炎症や粘膜の傷を修復する作用がある。 また、早起きをして朝に太陽の光を浴びると、脳からセロトニンという「幸せホルモン」が分泌され、精神的に安定して心が豊かになる。 分泌されたセロトニンは夜になるとメラトニンという「睡眠ホルモン」に脳内で変化する。 メラトニンのおかげで早く眠くなり熟睡でき、翌朝も爽やかに起きられるという良いサイクルに
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