仏パリで発表された「ルード」の20/21年秋冬コレクション(2020年1月14日撮影)。(c)FRANCOIS GUILLOT / AFP 【3月2日 AFP】フランス・パリで1月開催されたファッションウィークは、ファッション業界が自らを気候変動との闘いの最前線にいると位置付けていることを表していた。 例えば、米ハリウッドの人気ブランド「ルード(Rhude)」のショー会場には終末論的な警告が響き渡った――「母なる地球が生命を支えられなくなれば、私たちは息ができなくなる…私たちが心と体をオープンにしなければ、終わりだ」 だが、ルードのデザイナー、ルイージ・ビラセノール(Rhuigi Villasenor)氏にAFPが質問したところ、同氏は自身のコレクションに持続可能なものはないと認めた。会場で流れた感動的なスピーチはショーの前日にインターネットで見つけたもので、誰の言葉なのか分からないと述べ