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ブックマーク / nefou55.hateblo.jp (7)

  • 看護者・聖ユリアヌスについて - Éd/zotérique

    ブログ書くのがお久しぶりすぎて、めちゃくちゃ戸惑っています。 2年ぶり、とかさすがに放置しすぎだろ……。 だいぶ前から、やろうと思っていた翻訳ができましたのでそれについて所感というか、感想みたいなことを書いてみようかと思います。 翻訳のあとがきにも書いたような内容ですが、ウェブで2万字くらいのものを読むのって、結構骨が折れるので、最後までたどり着ける人は少ないと思われます……。というわけで、概要というか背景知識をさらっとまとめてみました。 翻訳はこちらになります。 note.mu noteよりもカクヨムのほうが読みやすいので、若干の修正を入れたものをカクヨムのほうにもUPしました(2017.08.05追記)。 kakuyomu.jp フローベールは海外文学に興味あるかたなら、大抵ご存じだと思います。 ギュスターヴ・フローベール - Wikipedia 代表作は『ボヴァリー夫人』であり、「写

    看護者・聖ユリアヌスについて - Éd/zotérique
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    nefou55 2017/07/03
    久々にブログなど書いてみる
  • 【超入門】切り絵の始め方 - Éd/zotérique

    趣味で切り絵を始めてみた当方ですが、なにげにけっこうハマっています。身近にある道具で簡単に始められるのがいい! あと、すでにできている図案をコピーしたり、ネットで見つけた絵をちょろっと加工すれば下絵として使えるのが非常に楽でいいと思います。なので、絵を描くことに抵抗がある方も大丈夫。絵心がなくとも基的に少しの器用さと根気(これが一番大事)があれば、誰にでも始められます。 というわけで、切り絵の始め方について、備忘録を兼ねてとりあえずまとめておきました。 道具をそろえよう まずは道具をそろえることから。そりゃ道具がなければ、なにも始まりません。入門の第一歩はここからです。切り絵には基的にカッターで切る切り絵(日で普及しているのはむしろこっち)とハサミでチョキチョキ切っていく切り絵(レース切り絵)があります。後者は特殊なハサミが必要なので、今回紹介するのは前者のカッター方式です。 道具(

    【超入門】切り絵の始め方 - Éd/zotérique
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    nefou55 2014/12/16
  • かれん『新選組美男五人衆』 - Éd/zotérique

    新選組美男五人衆 (フラワーコミックス) 作者: かれん 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2014/09/22 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る かれんさんの新選組漫画は絵が少女マンガチックなので、どうなんだろうと思いがちだけれど、見た目に反して(失礼!)、内容はかなりしっかりとしてます。『歳三梅いちりん』がなかなかよかったので、こちらの『新選組美男五人衆』はかなり期待して読みました。結果、期待を裏切らない出来…! 「美男五人衆」というのは、子母澤寛の『新選組物語』に出てくるエピソード(「隊中美男五人衆」)から。五人衆というからには5人の美少年がいるわけで、そのうち箱館戦争を戦い、明治を生きた山野八十八を主人公としています*1。巻は新選組となる以前、「壬生浪士組」と名乗っていた頃の新選組を描いています。そして、ちょこちょこ出てくる副長がやっぱりカッコイイ。美男

    かれん『新選組美男五人衆』 - Éd/zotérique
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    nefou55 2014/10/28
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  • ルネサンスの隠秘学・神秘思想―必読文献まとめ―(原典編) - Éd/zotérique

    伊藤博明『ルネサンスの神秘思想』(講談社学術文庫)を読み終えたところですが、参考文献リストが詳しく、なかなかよくできているということで、これをもとに必読文献をリストアップしておきたいと思います(和書オンリー)。これは読んでおきたいという個人的な備忘録です。書自体のレビューは、後日メディア・マーカー上に書く予定。 (※隠秘学=オカルト。現代的意味ではなく、隠れたる学という意味で理解すべし) ■原典 アウグスティヌス『神の国』『告白』 アリストテレス『ニコマコス倫理学』 アルチャーティ エンブレム集 作者: アンドレアアルチャーティ,Andreae Alciati,伊藤博明 出版社/メーカー: ありな書房 発売日: 2000/03 メディア: 単行 クリック: 1回 この商品を含むブログ (1件) を見る ■アルベルティ 絵画論 作者: レオン・バッティスタアルベルティ,三輪福松 出版社/

    ルネサンスの隠秘学・神秘思想―必読文献まとめ―(原典編) - Éd/zotérique
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    nefou55 2014/10/18
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  • 覚醒する怪物 - Éd/zotérique

    薔薇王の葬列(2) (プリンセス・コミックス) 作者: 菅野文 出版社/メーカー: 秋田書店 発売日: 2014/09/16 メディア: コミック この商品を含むブログ (1件) を見る リチャードが父上の死を知って格的に化物へと変容する巻でした。原作は言うまでもないが、シェイクスピアの『リチャード3世』。 薔薇戦争は百年戦争の後に起こる英国内での内乱。英国史に疎すぎて、このあたりの時間軸ですら全然把握できていないという……。ストーリー中にジャンヌ・ダルクの亡霊が出てくるのは、そのため。 ■薔薇戦争 ヨーク家が白薔薇、ランカスター家が赤薔薇。基から学ばないと当にさっぱり。漫画だけでもストーリーは追えるけれど、基礎知識がないと歴史のほうが頭に入ってこない。ヨークもランカスターも、どちらもエドワード3世の血筋なので、薔薇戦争自体は、いわばお家騒動のようなもの。 1460年のノーサンプトン

    覚醒する怪物 - Éd/zotérique
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    nefou55 2014/10/04
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  • 「煉獄」の誕生 - Éd/zotérique

    神曲 煉獄篇 (講談社学術文庫) 作者: ダンテ・アリギエリ,原基晶 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2014/07/11 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (4件) を見る 『神曲 煉獄篇』の冒頭、まえがきにもあるように煉獄という概念が誕生したのは十二世紀のことらしい。より正確には、1150年代以降にあらわれた概念だという。訳者の原さんによると、それまで死後の世界は天国と地獄しか存在せず、現実の身分も貴族階級(聖職者も含む)とそれ以外の人々(農民など)の二階級しか存在しなかった。だが、商業経済の発展により都市が勃興し、この頃に「市民」という第三の階級が出現する。そして、現実の身分階級が三つに分かれるのと呼応するかのように、死後の世界も地獄・煉獄・天国の三つに分かれたのだという。 つまりは、煉獄の誕生と市民の誕生とは軌を一にしているわけですね。 現実社会の階級に応じて死後の世界

    「煉獄」の誕生 - Éd/zotérique
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    nefou55 2014/09/22
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  • 地獄の形は漏斗形 - Éd/zotérique

    ■かなり以前からダンテの『神曲』は課題図書のように見なしていたにも拘わらず、却ってそれがゆえかなかなか手を出せずにいたのですが、この度新訳刊行を機にようやく手にとってみました。現時点で、煉獄篇まで読破。 西洋の歴史文化を理解するうえでキリスト教は必須であると思うが、美術は好きな割にたぶん宗教としてのキリスト教に対して苦手意識があったせいか、なかなか手が出なかったのです(『聖書』も未読なんです……恥)。キリスト教文学なのに、なんで異教徒のウェルギリウスが出てくるの? とは疑問に思ってましたけどね……疑問を持ちつつも、追及さえせなんだというダメっぷり。当に反省してます。結論からいって意外と面白いですね。フィレンツェや当時のヨーロッパの歴史(特に政治史)を知らないとわかりずらい面も多々ありますが、その点今回の新訳は微に入り細を穿つような懇切丁寧な解説がついているので、初学者にもわかりやすい。

    地獄の形は漏斗形 - Éd/zotérique
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    nefou55 2014/09/15
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