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ブックマーク / toyokeizai.net (6)

  • もはや推理小説「かぐや姫」の壮大なカラクリ

    英語の勉強という名目でアガサ・クリスティーをはじめ、E・C・ベントリー、アール・デア・ビガースなど、いわゆる格黄金時代と言われる推理小説作家の作品を読みあさった時期があった。アッと驚いてしまうようなトリックはもちろんだが、事件の背後に隠されている複雑な人間関係や、不可解な心理の鋭い描写に心を奪われて、無我夢中で読みふけったものだ。 その中でよく登場するのは、時間をかけて考え抜いた計画を完璧に遂行したのに、再び犯行現場に足を運び、怪しまれる犯人。謎解きのヒントになりそうなバレバレのウソをついてしまい、自ら敗北の道を突き進む犯人も。頭では「やっちゃいけない」とわかっているのに、つい理不尽な行動に出てしまうというのは人間だから。 理不尽な行動と言えば、私は「古典愛」という変態癖を断ち切ることができず、罪悪感にさいなまれた犯人と同じように、何度もその“犯行現場”である屋に足を運び、何度も同じ作

    もはや推理小説「かぐや姫」の壮大なカラクリ
  • 日本人の非効率な働き方は「休み方」が原因だ

    昨今、世間で叫ばれている「働き方改革」。労働時間の見直しや副業解禁など、多くの会社が従業員のために制度を変えた結果、徐々に働きやすい「環境」は整いつつあります。 一方、制度が変わったところで、仕事の量が大きく変わるわけではありません。実際の現場の声は「今の働き方はなかなか変えられない」というのが多いのではないでしょうか。労働時間内では仕事が終わらず、家に仕事を持ち帰るといった話もよく耳にします。環境が整ったかのように見えますが、対外的な政策ばかりで、逆に「働きにくくなった」という方もいることでしょう。 仕事に対する意識を変えないと… 結局、サラリーマンである以上は、雇われの身。会社が働き方改革したところで、「会社のため」に働く必要があり、制度と意識に乖離が生まれるだけ。制度を変えることはもちろんですが、従業員の仕事に対するそもそもの意識を変えないと、真の働き方改革は成立しないのです。 しか

    日本人の非効率な働き方は「休み方」が原因だ
  • 年収100万円「52歳ゲイ男性」の深すぎる苦悩 | ボクらは「貧困強制社会」を生きている | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

    現代の日は、非正規雇用の拡大により、所得格差が急速に広がっている。そこにあるのは、いったん貧困のワナに陥ると抜け出すことが困難な「貧困強制社会」である。連載では「ボクらの貧困」、つまり男性の貧困の個別ケースにフォーカスしてリポートしていく。今回は都内在住で、非常勤や派遣講師で生計を立てるハルオミさん(52歳)のケースに迫る。彼は子どもの頃から、恋愛対象が同性だった。 都心のビル街が虹色に染まった。横断幕や小旗、うちわが躍る。プラカードには「結婚したい!」「多様性=強み」「自分らしくいられる未来を」のメッセージ。風船で埋め尽くされたフロート(山車)から1970年代のディスコミュージック「セプテンバー」が流れる。若者はもちろん、車いすに乗った高齢者、家族連れといった参加者が沿道の人々とハイタッチを交わしていく。 2017年5月、東京・渋谷。LGBTなど性的少数者への理解を訴える東京レインボ

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  • ガンダム生みの親が今のアニメに感じる疑問

    革命は起こせると思っていた ──激動の経歴です。 逮捕歴のある学生運動家は、当時ゴマンといた。普通の就職活動はできず、サブカルチャーの世界に逃げた人も少なくはない。自分もそんな珍しくない1人だった。 革命は起こせると思っていた。資主義に対し、世界的な規模で若者が異を唱えている。僕らも少数派ではない、と。しかし母校を封鎖したところで何も変わらなかった。退学処分を受け、失意の中で何か稼ぐ手段を探していたら、アニメスタジオの「養成所員募集」の広告が目に入った。中学・高校時代には漫画家を目指していたから、高校時代に描いた大学ノート2冊分の漫画を持参して、採用試験を受けたら通っちゃった。1970年の秋だった。 ──夢を追ってではなく、いつなぐためにですか。 漫画家としてやっていくのは際立った才能がいるから難しい。でもアニメーターなら何十人も集まって1作品を作る。これなら自分でもいぶちぐらい稼げ

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  • ドトール、3000冊並ぶ「図書館カフェ」の全貌

    6月、東京・池袋の駅ビル「Esola(エソラ)池袋」に、突如”図書館”が現れた。書棚の脇を歩いていると、ほのかにコーヒーの香りが漂ってくる。 ここは大手コーヒーチェーンのドトールコーヒーが6月30日にオープンした新業態「梟書茶房(ふくろう・しょさぼう)」。書店が併設されたブックカフェだ。カフェ店内はテラスも含めて132席と広く、の販売エリア、ソファが並ぶラウンジ、図書館のようなデスクが並ぶ読書エリア、緑に囲まれたテラスなどに分かれている。 題名のわからない”秘密の”がずらり 入り口近くの書棚が並ぶの販売エリアで売られているのは、オリジナルのブックカバーで覆われた「シークレットブック」だ。作品名や作家名はわからない。客は表紙に書かれている紹介文を見て、を選ぶ。販売エリアには約2000冊をそろえた。

    ドトール、3000冊並ぶ「図書館カフェ」の全貌
  • 努力してもムダな仕事が「若者の貧困」を生む

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    努力してもムダな仕事が「若者の貧困」を生む
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