働き方改革にもつながるとして、ワーケーションが注目されている。ワーク(仕事)とバケーション(休暇)を合わせた造語で、旅先での仕事を認めるもの。「日本人がためらいがちな長期休暇を取得しやすくするのが狙い」と国際大学グローバル・コミュニケーション・センターの庄司昌彦准教授は説明する。旅先でもすぐに連絡がついて仕事の対応もできるなら、同僚や取引先などに気兼ねなく休めるわけだ。IT技術を活用して自宅、外出先、サテライトオフィスなどで場所や時間の制約を受けずに働くテレワークの一形態だが、「仕事の負荷を軽くし、旅先でリフレッシュすることに重点を置くのが特徴」(庄司准教授)。そうすることで、仕事の生産性向上を図る。
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