NHK名古屋放送局は10日夜のニュースで、昨年4月から、東海北陸7県向けの気象情報で長野の降水確率として名古屋の数字を放送していたと謝罪した。 11日に同局のホームページでも謝罪文を掲載するという。 同局によると、昨年4月1日に名古屋地方気象台から送信される天気予報のデータを自動的に作画するシステムを変更した際、設定を間違えていた。 10日午前、視聴者からの指摘でミスが判明した。気象情報は、平日は1日4回、土日は1日5回以上、ニュースの中で放送されていた。 同局では昨年4~8月にも、週間天気予報で、岐阜と津の天気を入れ替えて表示するミスがあった。この時もシステムの設定ミスが原因だったことから、同局は「設定ミスが残っていないか確認する」としている。