ソニーグループがアニメ制作に使うソフトウェアの開発に乗り出している。商業アニメをつくる際に業界で広く使われている一部のソフトは、すでに最新バージョンへの更新が打ち切られているといった問題を抱えている。作業効率を上げて制作本数を増やしたいアニメ業界はソニーの動きに期待を寄せている。 「開発中のアニメ制作ソフト『アニメキャンバス』は、今年度中の試験導入を目指している」 5月下旬にあったソニーグループの経営方針説明会で、十時裕樹社長はこう宣言した。 ソフトは原画や動画と言われ…
ソニーグループがアニメ制作に使うソフトウェアの開発に乗り出している。商業アニメをつくる際に業界で広く使われている一部のソフトは、すでに最新バージョンへの更新が打ち切られているといった問題を抱えている。作業効率を上げて制作本数を増やしたいアニメ業界はソニーの動きに期待を寄せている。 「開発中のアニメ制作ソフト『アニメキャンバス』は、今年度中の試験導入を目指している」 5月下旬にあったソニーグループの経営方針説明会で、十時裕樹社長はこう宣言した。 ソフトは原画や動画と言われ…
2021年3月8日から公開された『シン・エヴァンゲリオン劇場版』(以下、シン・エヴァ)。本作は新型コロナウイルス感染症拡大による緊急事態宣言のもと、その終盤においてはリモート環境で制作が行われた。しかし、公開の迫るアニメ映画をリモートで完成させるのは並大抵のことではない。 講演「スタジオカラーのこれからのシステムづくり(仮)」の内容をお届けする。タイトルの(仮)は、登壇者のカラー・鈴木慎之介氏が立ち上げに携わった「ニコニコ動画」のβ版以前の初期名称に由来している 制作環境を構築するため、制作会社であるカラーは、大規模なシステムの強化やインフラの整備を実施。この制作環境構築プロジェクトで主導的な役割を果たしたのが、カラー 執行役員 技術管理統括の鈴木慎之介氏だ。 3月13日、アニメ制作におけるデジタル作画、関連技術をテーマとしたフォーラム「アニメーション・クリエイティブ・テクノロジー・フォー
フレームレートが低い動画でもフレームを補間し滑らかに表現することが可能なソフト「Dain-App」がアルファ版として公開されています。フレーム補間技術としてはAMDのFluid MotionやSVPが知られていますが、Dain-Appでは「DAIN」と呼ばれる動画内の空間の深度を認識し、視聴者に近い物体を遠い物体よりも優先してサンプリングし中間フレームを補間するAIを使ってフレーム補間を実現しています。 Dain-App [Alpha 0.1] by GRisk https://grisk.itch.io/dain-app 同じ動画を半分に区切り、左側に元動画、右側にDain-Appによる処理を施した動画を並べて比較するとこんな感じ。 Interpolating Guldies animation to 60 FPS - YouTube 動画を停止してフレームごとに見てみると、Dain-A
次世代のVRアニメ制作ツール「AniCast」とは?【Unite2019】 9月25日(水)から2日間にわたって開催中の、国内最大のUnityカンファレンスイベント「Unite Tokyo 2019」。本記事では、2日目に行われた講演「VRアニメ制作ツール AniCast!!」で発表された新プロダクト「AniCast Maker」についてレポートします。 (左から狩野成太氏、吉高弘俊氏、室橋雅人氏。そしてテーブルの上のロボット経由で遠隔登壇しているのが近藤”GOROman”義仁氏だ) 講演に登壇したのは、「AniCast」の開発に携わる株式会社エクシヴィの4名。ビジュアルディレクター・室橋雅人氏、Unityエキスパートエンジニア・狩野成太氏、リードオーディオプログラマ・吉高弘俊氏。そして、アメリカからのバーチャル登壇となったGOROmanこと同社代表取締役社長・近藤義仁氏は、ロボの姿で登場
watchOS 11 is out now, with new Sleep Apnea feature
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く