「仮面舞踏会」は1979年にキット・ウィリアムズによって書かれた絵本であり、挿絵に隠された暗号を解読すると実際に宝の在りかがわかる仕組みになっていました。さらに、最初に見つけた人に宝物が贈呈されるルールとなっていたことから、多くの人々が宝探しに参加し、後の宝探しブームのきっかけになったことで知られています。また仮面舞踏会は宝探しの参加者に衝撃を与える事件も起こしており、その経緯がYouTubeで公開されています。 The Crazy Story Of A Real Life Treasure Hunt - YouTube 1970年代半ば、イングランドの大手出版社に勤めていたトム・マシュラー氏は、当時そこそこ名の知られていた美術家のキット・ウィリアムズ氏のもとを訪れました。 ウィリアムズ氏に対して、マシュラー氏は「これまで誰も作ったことのない絵本を作らないか」と仕事の依頼を行ったそうです。