← 応援クリック、ありがとうございます。 昨日、来日中のワンチュク ブータン国王が、衆院本会議場で演説をされた。 リアルタイムで拝聴することはかなわなかったが、移動中にネットで全文を拝読し、その心暖まる言葉の数々に、感動で目頭が熱くなった。 勝手な想像だが、このスピーチは単に外交辞令としてのお世辞を羅列した作文ではなく、国王の日本に対する愛情に裏打ちされたものだったのだろう。 そうであるからこそ、人の心、日本人の心を揺さぶるのだ。 国王のスピーチが終了すると、衆議院本会議場は出席議員らがスタンディング・オベーションで応えた。 中には感動して涙した議員もいたという。 しかし正直に言うと、私が覚えた感覚は感動や感謝が半分、羞恥が半分という、複雑なものだった。 親日国ブータンの品格 昭和天皇崩御の際、大喪の礼に参列した先代のブータン国王が、下記のような逸話を残している。 1989年2月24日、3