「蒲田行進曲」「熱海殺人事件」などで知られる劇作家のつかこうへいさんが、自らの台本をウェブサイト上で公開していることが話題になっている。劇団が他人の台本を使って上演する際は、脚本家の許可を取り、使用料を支払う場合がほとんど。それに対して、つかさんは「ご自由に(上演を)おやりください」と、異例の宣言をしたことが、注目されている。 タイトル改変も許容することも異例 注目されているのは「つかこうへい事務所」の公式ウェブサイト。同ウェブサイトでは、「上演台本」というコーナーがあり、つかさんの台本18本が公開されている。 自らの台本を公開しているウェブサイトは珍しくないが、つかさんのウェブサイトには、このような異例のメッセージが掲載されているのだ。 「私の作品は劇団員15人ぐらいの貧しい小さな劇団で、あまり装置や衣装なんかにお金を使わなくてもやれるように書いてあります。徐々に上演台本をアップしていき