「グーグルがモトローラから手に入れる特許は、Androidの防衛にどれだけ役立つのか」。この疑問をめぐる議論が依然として続いているようだ。 デビッド・マーティン(David Martin)氏という特許分野の専門家が、先月下旬に登場したBloomberg TVの番組中で、グーグル(Google)が先ごろ発表したモトローラ(Motorola Mobility)の買収計画について「とんでもない間違い」("an immense mistake")という見方を述べている。 グーグルは8月なかばにモトローラを125億ドルで買収すると発表した際、この買収の主たる目的が「モトローラの持つ、携帯電話機や無線通信関連の特許約2万5000件(取得済みおよび申請中のものを合算)を手に入れる」ことで、「マイクロソフトやアップルなど競合企業による訴訟の脅威からAndroid陣営の各社を守る」ことにあると説明していた。