カレーチェーン「CoCo壱番屋」を展開する壱番屋が廃棄処分したビーフカツを処理業者が不正転売し、スーパーなどで販売された問題で、同社は1月15日、この処理業者に廃棄を委託した製品のリストを公開した。ビーフカツ以外にも不正転売が見つかったためで、製品は同社チェーン店以外に供給することはなく、手元にあった場合は不正転売品の可能性があるとして、絶対に食べないよう呼び掛けている。 岐阜県によると、不正転売した産業廃棄物処理業者「ダイコー」(愛知県稲沢市)と取引している「みのりフーズ」(岐阜県羽島市)の冷凍庫から、壱番屋が製造した冷凍チキンカツが見つかったという。また愛知県によると、今回転売が分かったのとは別の賞味期限が表示されたビーフカツがスーパーで販売されていたことも分かった。 同社によると、ダイコーに廃棄を委託したのはビーフカツとチキンカツのほか、ロースカツ、メンチカツ、ナポリタンソース、ラー
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