大アルカナのカードが「愚者の旅」と表現されるように壮大なストーリー性やメッセージ性を持つとしたら、小アルカナのカードは人生のさまざまな経験を万華鏡のように見せるものと言えます。 日本語では「大アルカナ」「小アルカナ」と称しますが、英語では「major arcana」「minor arcana」と称します。 小アルカナは2つの異なるグループによって構成されています。それは「ピップ」(エースから10までの数札)と「コートカード」(ペイジ、ナイト、クイーン、キング)です。「ピップ」は出来事や状況を表し、コートカードは人物を表します。 小アルカナの4つのスートは、四大元素(火、水、風、地)に対応します。西洋占星術や錬金術でも四大元素との関わりは伝統的に語られていますが、ワンド→火、カップ→水、ソード→風、ペンタクルス→地となります。 火、水、風、地の4つのエレメントはそれぞれのイメージやキーワード
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