ブックマーク / mirahouse.jp (2)

  • 月待ち

    “月待ち”とは,ある特定の形(月齢)の月が昇るのを待って多くの人々が集まり,供え物をしたり拝んだりする行事をといい,三日月待ち,十三夜待ち,十六夜待ち,十七夜待ち,十九夜夜待ち,二十二夜待ち,二十三夜待ち,二十六待ちなどがあって,各地に月待ち塔が残っています。 古くは,16世紀,京都の公家社会で二十三夜待ちが行われていたことが知られており,この行事は,やがて民間へと伝わっていきました。 月待ちで重視されていたのは正月・5月・9月の月,また,月齢で多いのは二十三夜待ちです。二十三夜が多いのは,満月の後にやってくる半月の形が重視されていたためと言われています。 江戸時代には,正月と7月の二十六夜に,海を臨む高台へ昇って月を待って徹夜する行事も発達しました。 ・二十六夜に月待ちが行われた東京都千代田区の明神男坂の風景 → 明神男坂 民間では,月待ち行事は子宝や子育ての平安を願う女性の集まりである

    nekokaburii
    nekokaburii 2016/07/25
    "ある特定の形(月齢)の月が昇るのを待って多くの人々が集まり,供え物をしたり拝んだりする行事"
  • 月を見てみよう

    三日月の頃は夕方西の空に出てすぐに沈んでいた月が,満ちていくにつれ遅い時間に沈むようになり,太陽の反対側にある満月の頃には一晩中見えるようになっていく様子がわかりますね。 月の出の時刻は,平均すると,毎日だいたい 50分くらいずつ遅くなっていきます。 昔,日では月の満ち欠けを基準とする“陰暦”(いんれき)を使って生活していたこともあってか,特定の形の月が昇るのを待って拝む月待ちの行事が行われていました。また,こうして月が出るのを待って過ごしたことから,遅くなっていく月の出を表す呼び名も生まれました。“十六夜(いざよい)の月” “立ち待ちの月” “居待ちの月” “臥(ふ)し待ちの月” “更待ちの月” などという言葉がそれにあたります。 “いざよい”は,ためらってぐずぐずすることで,“十六夜の月”は,ためらうように昇ってくる満月の翌日の月を表した呼び名です。また,“立ち待ちの月”は出てくるの

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