ブックマーク / reki.hatenablog.com (4)

  • 1900年イングランド・ビール中毒事件 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    イギリス人をヒ素中毒にしていた毒ビール流通事件 この事件は1900年、イングランドでヒ素が混入したビールを飲んだ6,000人以上の人々が中毒にかかり、そのうち70人以上が死亡した事件です。 特にバーミンガムを中心としたミッドランドと、マンチェスターを中心としたノース・ウェスト・イングランドで大きな被害を出しました。 原因は、ビール醸造所が原価を抑えるために使った転化糖。転化糖製造に使う酸にヒ素が残っていたのでした。 中毒を恐れたイングランド人は一時的にビールを飲むのを止め、イングランド全体で品の安全に関する意識が向上するきっかけとなりました。 1. ビール中毒の多発とヒ素の発見 1900年、イングランド全域で「手足の麻痺」や「神経・筋肉の衰弱」を訴えて入院する患者が急増しました。当初医者は、これらの患者はアルコールの飲み過ぎによる「アルコール神経炎」であると考えていました。 しかし4ヶ月

    1900年イングランド・ビール中毒事件 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
    nekokauinu
    nekokauinu 2018/10/02
    “石炭や木炭にヒ素が混入しているケースがあり”自然由来のものなら安全ってことはない。
  • 【太平洋戦争】日本軍が起こした忘れられがちな虐殺事件 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    事実として認めたほうがいい過去 日軍が起こした虐殺事件で最も有名なのは南京大虐殺です。 これはいまだに議論が盛んで、どういうわけかこの話になると普段は論理的な人も冷静さを失うほどです。 中国政府が発表する犠牲者の数が年々増えたり、多分に政治利用されているフシはありますが、火のないところに煙は立たないというか、数はともかく事実として事件はあったはず。 この、事実として受け入れるということが大事で、外からみたら日の右派的な言説があれこれイチャモンをつけてなかったことにしようとしているように見えるので、かなり心象が良くないです。 今回は日でも忘れられがちな「日軍の虐殺事件」を見ていきたいです。 1. ラハ飛行場虐殺事件(1942年2月) 掃海艇破壊の報復で300名以上のオーストラリア兵とオランダ兵を虐殺 蘭印攻略を進める日軍は1942年1月からアンボン島を空襲し、2月からオーストラリア

    【太平洋戦争】日本軍が起こした忘れられがちな虐殺事件 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
    nekokauinu
    nekokauinu 2018/08/16
    変に思われるかもしれないけど、個人的に日本人は戦後100年(3世代)責任を負うべきと考えている。日本という国の歴史の末に自分がある以上。
  • 世界史で有名な人物の「決闘(デュエル)」 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    世界史上重要(&あまり重要でない)決闘の数々 どの時代・社会でもおおよその殺人は罪になりますが、前近代社会やアウトローの世界では、「果し合い」や「決闘」をした人物はむしろ社会から称賛され、罪にならない場合があったようです。 父親の無念を晴らすため息子が一騎打ちで仇敵を倒す、なんてお話が江戸時代には好まれますが、以前にはそのような慣習はあったものの、既に江戸時代にはそのような行為がお上から禁止されていたことの証左だと思います。 日だと、宮武蔵と佐々木小次郎の決闘が有名ですが、世界史ではどのような一騎打ちがあったのかを見ていきたいと思います。 1. スコットランド王ロバート1世 vs ヘンリー・ド・ブーン スコットランド軍を勝利に導いた王の一騎打ち 1314年6月24日、スコットランド王ロバート1世の軍と、イングランド王エドワード2世の軍がスコットランド南方の平原で衝突しました。バノックバ

    世界史で有名な人物の「決闘(デュエル)」 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
    nekokauinu
    nekokauinu 2017/02/14
    ティコ・ブラーエが若き日の決闘で鼻を落として、銀の義鼻を付けてたってのを超カッコイイ! と思ってた。
  • WWEのヒールレスラーに見る「アンチ・アメリカ」 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    アメプロで「アンチ・アメリカ」はどう表現されたか 少しでも見たことある方はご存知でしょうが、プロレスの世界では「ベビー(正義)」と「ヒール(悪党)」のキャラ区別があります。 ずっとベビーやヒールをやっているレスラーもいますが、何かのタイミングで善悪入れ替わるのが普通で、「ベビーターン」とか「ヒールターン」とか言います。 アメリカン・プロレス(以下アメプロ)はこのキャラ区別が明確になっており、ベビーのレスラーが入場すると歓声で迎えられますが、ヒールのレスラーは大ブーイングで迎えられます。 そしてレスラー自身も、行動や言動で自分の悪党っぷりを表現します。汚いやり方で勝ったり、観客やレスラーを侮辱したり。 そんな中、たまに「ナショナリティ」を前面に押し出したり、「アンチ・アメリカ」を叫んで嫌われるヒールレスラーが登場します。 今回はアメプロのヒールレスラーの言動から、アメリカにおける 「アンチ・

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    nekokauinu
    nekokauinu 2016/02/09
    日本だとガイジン=ヒールってほどでないが、そのうち出てくる? 中国人キャラが「この団体ごと爆買いしてやる!」とか。
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