文部科学省の国立大学法人評価委員会(野依良治委員長)は6日、86国立大学法人と4大学共同利用機関法人の08年度業務実績の評価結果を公表した。延べ19法人が一部の業務の取り組みで不十分と評価され、改善を求められた。 評価結果によると、7法人で学外の有識者も含めた経営協議会での適切な審議がなかった。うち東京学芸大は07年度決算に関する経営協議会が定足数を満たさず、不成立となった。また、教職員の給与改定など経営協議会で審議すべき事項なのに報告で済ませた例が室蘭工業大、福島大、筑波技術大、埼玉大、信州大、京都工芸繊維大で見つかった。 一方、大学院の修士、博士、専門職学位(法科大学院、教職大学院)の各課程の定員充足率が90%未満だった大学が12法人に上った。中でも弘前大、秋田大は04年度から毎回、定員の適正化を求められてきたが、08年度も充足率を達成できなかった。他の10法人は福島大、政策研究大学院
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