イヴァン・ビリビン画、1931年 『竜王と賢女ワシリーサ』(りゅうおうとけんじょワシリーサ。露: Морской царь и Василиса Премудрая、英: The Sea king and Vasilisa the Wise[1][2])は、ロシアの民話である。AT番号は313[3]。 アファナーシェフによる『ロシア民話集(英語版)』に類話も含めると8編が収録されている[3](219番から226番)。 鷲は家族の元へ戻る途中に王を自分の背中から3度海に落としてはすぐに助けた。そして王に、自分が3度命を狙われた時の恐怖を知ってほしかった、と語った[4][5]。 ある王が狩りの最中に鷲を見つけて狩ろうとしたが、鷲は王に助命を請うた。王は鷲の願いを聞き入れて殺さないことにした。鷲は王に3年間飼われた後、解放が決まると王を伴って家族の元へ戻った。そして飼育してもらった礼として2つの