永続的識別子に関する会議PIDapalooza 2018<報告> 2018年1月23日から24日にかけて,スペインのジローナにおいて,Crossref(CA1481参照),DataCite(E1537参照),ORCID(CA1740参照),米・カリフォルニア電子図書館(CDL)の主催する永続的識別子に関する会議であるPIDapalooza 2018が開催された。今回が2回目の開催で出版社,図書館関係者,学会,研究助成機関,永続的識別子(Persistent Identifier:PID)運営機関などから150名程度の参加があった。これは2016年開催の1回目よりも大幅に増加したということである。基調講演が2つ,3会場で並行してのセッションが48,その他10枚程度のポスター発表という構成で,PIDに関する取り組み事例の紹介や分野・業種の枠を超えての意見交換が行われた。日本からは,科学技術振興
※筆者作成 日本の図書館は、これまで、ゲームをサービスに含めることはあまりなかったが、図書館の役割とゲームの効用は、十分な親和性があるといえる。ゲームが、図書館の別の役割と利用者を結ぶ手段となることも可能であるし、ゲームを図書館のサービスそのものとすることもできる。図書館が提供するゲームのジャンルは、特定のジャンルに限定されるものではなく、TRPG、伝統ゲーム、ボードゲーム、さらにはデジタルゲームもその対象になるだろう。いずれのゲームも、文化・教育、教養を背景としている。ゲームはレクリエーションであり、また、図書館を知らなかった未来の利用者を呼び込む有力な手段であることは、本稿で紹介してきたとおりである。 TRPGは、「ルールブック」が豊かな世界観を提供しているが、イラストやシナリオをあえて省いて、ゲームを遊ぶ側の想像にゆだねている部分も多い(29)。イメージをふくらましたり、シナリオを作
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く