本人認証や暗号関連のソフトウエアを開発するシステムニーズは3月22日、ファイルを復号化できるパソコンを限定したり、復号期間を設定したりできるようにした暗号ソフトの新版「WinSafe復号でき太(@∧@)v.5.0」を発売した。 実行したあと暗号キーを入力するだけで復号化できる自己復号化機能を持つ実行ファイルとして、ファイルを暗号化できる。今回の新版では、送付先のパソコンのログイン名やMACアドレスなどを暗号化時に指定することで、そのパソコンでしか復号化できないようにする機能を盛り込んだ。パソコンのログイン名などを、送付先に入力してもらうためのソフトも無償で公開する。そのソフトで設定ファイル(「復号先証明書」)を作成してもらい、暗号化時にそれを指定すれば相手のパソコンでしか復号化できなくなる(写真1)。そのほか、復号化できる回数と期間を指定する機能も追加した。 WordやExcelなどの機能