これらの作品を作っているのは、沖縄在住の羊毛フェルト作家ヒナリさん。作品はツイッター、フェイスブック、インスタグラムに投稿している。ブログから依頼が舞い込む元々ハンドメイドが趣味で、羊毛フェルトに取り組むようになったのは5年前からだそう。最初は羊毛フェルトの本に掲載されていた作品を作りながらスキルをあげていった。やがて、ヒナリさんはブログ友達の猫をモデルに制作するように。その制作過程をブログに投稿していたところ、ブログを見た人から「うちの子を作って欲しい」という依頼が舞い込むようになったのだという。 「見たままの可愛さを表現したい」制作を依頼してくる人たちの背景には、愛情を持って過ごしてきた猫たちへの思いが込められている。今一緒に暮らしている猫にそっくりなものが欲しいと思う人、そして愛猫を亡くしてしまったので、もう一度会いたいという気持ちを抱えている人……。ヒナリさんはそんな依頼者の人達の