LLMとSLMを活用!Azure Functions × モダンフロントエンドでつくる次世代アプリケーション

こんにちは、Algomatic ネオセールスカンパニーCTOのきくち (@_pochi)です。 Azure Functions便利ですよね。そして、Azure Functionsをゴリゴリ使っていると、「長時間実行したい」というニーズが出てくるのではないでしょうか。簡易的には、Functionのタイムアウト設定を伸ばすことである程度対応できるものの、APIサーバーとしてはタイムアウトは短く保ちたいし、そもそも「タイムアウト伸ばしてどうこうする」のは本質的な解決にならないので、避けたいですよね。ではどうするべきでしょうか。 「長い処理」を任せる選択肢 まず、Azure環境で「何らかの処理を長時間実行する」ための選択肢をいくつか挙げてみました。このように選択肢は複数ありますが、今回はDurable Functionsを取り上げます。 他の手段では、Azure Functions以外の異なるAz
更新履歴 2025/04/07 Azure へのデプロイについて追記 はじめに Azure Functions で MCP サーバーが作れるようになりました! Build AI agent tools using remote MCP with Azure Functions 桜の時期のお気に入りの散歩コースを歩いて記事を書こうと思ったら、JP さんに先を越されてました…。 Azure FunctionsでMCPサーバーを作る! 試してみよう JP さんのやっていることと同じにはなりますが、私は Visual Studio 2022 で C# のみでやります。 まずは Azure Functions のプロジェクトを作成します。今回は .NET Aspire の機能も使いたいと思っているので .NET Aspire オーケストレーションへの参加 (プレビュー) をオンにしました。プロジェク
はじめに こんにちは、be3 です! Microsoft Azure Tech Advent Calendar 2024 - 6日目の記事になります。 こちらの記事では、Azure Functions に Go アプリケーションをデプロイする際の注意点やバイナリの実行形式などに関してご紹介します。 Azure Functions に Goアプリケーション をデプロイする 注意点 結論からお伝えすると、以下の注意点に気を付けてカスタム ハンドラー関数を作成する必要があります。 静的リンクでビルドしたバイナリを使用する 実行環境の OS、CPU アーキテクチャに合わせてビルドしたバイナリを使用する 例えば、Linux、AMD64 環境の場合、コマンドにすると以下のような形になります。 以降では、バイナリの実行形式やGoの仕様に関して解説が中心になるので、「動けばヨシ!」という方は以降の節の デ
これは、仮想通貨botter Advent Calendar 2024 シリーズ2 9日目の記事です。 今までこんな感じのことをやっている人間です。 Python歴: 6年 仮想通貨トレード歴: 7年 クラウド利用歴: 7年 Botter歴: 2024年3月時点で 0年! 「おいおい、そのスキルセットがあるのにまだ裁量トレードで消耗してるの?」 そんな煽りが脳内を駆け巡り、ついに私もBotterデビューを決意しました。 すでに有名なbotter先輩方が、Botterの秘伝や構成例を公開されているのを参考にしましたが、難しい界隈用語に初見殺されてちんぷんかんぷん。。 また、探し方が悪いからなのかニッチだからなのか、MLや売買ロジックの外側の部分、特にマイクロサービスを中心に構成するとしたらどうするのか、という例が多くないと感じています。 「なら、とりあえず1つでも公開してみるか」と動き始めた
はじめに はじめまして。株式会社ビットキー Cross Incubator チームの酒井です。 Cross Incubator チームは開発チームを横断して SRE・Backend・Frontend の垣根なく拾いきれなかった課題を解決するために組織され、高度な雑用係(!)として日々タスクをこなしています。 その中で Azure Functions 環境を一から構築する機会があり、得られた知見を共有します。 Terraform に関連する記事が少なく構築時の情報を集めるのに苦労したので、本記事では Terraform にフォーカスし、ほぼそのまま利用できる Terraform コードを記載する事で同様の環境を構築する方の一助となればと思っています。 概要 Azure Functions 環境を Terraform で構築する方法を解説 ディレクトリ構造と実際のコードを紹介 GitHub
はじめに こんにちは!AgVenture Labの荒井です。 Azure Functions、皆さんはご存知ですか?Azure FunctionsはMicrosoftのクラウドサービスで、サーバレス環境でコードを実行できる便利な仕組みです。 実は、私はシステムエンジニアの経験はあるものの、アプリ開発についてはほぼ初心者。 それでもAzure Functionsを使って既存のプロダクトの処理効率化に挑戦してみました。 この記事では、そんな初心者がAzure Functionsを使いこなそうと奮闘した体験談をお届け します。 これを読んでいただければ、初めての方でも自信を持って一歩を踏み出せるはずです! 目次 Azure Functionsの利用方法 なぜAzureFunctionsを選んだのか? 最初の壁:HTTPトリガーのタイムアウト LinuxとWindowsの違いに苦しむ 非同期処理の
初めての投稿になります。 最近登場したAzure Functions のFlex 従量課金プランですが、GithubActionがどうしてもうまくいかず、途方に暮れていたところ、解決したので備忘に書いておきます。 Flex 従量課金プランはいいぞ Flex 従量課金プランは、従来より安定しており、メモリも1GBのみから2GBと4GBで増やせるようになっているほか常時使用可能なインスタンスと組み込みの仮想ネットワーク (VNet) 統合が含まれます。 基本的によくなっていますのでお勧めです。 GithubActionのymlファイルで、Flex 従量課金プランの場合のみ、必要な設定 - name: 'Deploy to Azure Functions' uses: Azure/functions-action@v1 id: deploy-to-function with: app-name:
Durable Functions AWS LambdaやAzure Functionsに代表されるFaaSは、サーバーレスアーキテクチャの一つであり、スケール性に優れて多くの処理を並列実行できます。しかし、FaaSはイベントドリブンな処理をするために、1回あたりの処理にはタイムアウトが設けられていることが多く、長時間かかるタスクには向いていません。例えばAzure Functionsを使ってHTTPのWeb APIを作成する場合、リクエストから230秒以上処理がかかる場合はタイムアウトしてしまいます。 FaaSのスケール性や開発容易性(マネージド)を使いつつ、それらの課題を克服するために、AzureではAzure Functionsの拡張機能であるDurable Functionsを利用することで、タスクを並列実行したりチェーンでつなげたりしながら長時間にわたり実行することができます[1
はじめに Azure FunctionsでURLのルーティングを行う方法を確認しましたので、記事にしました。 概要 コードを書くだけでURLでのルーティングができます。 以前、AWSのLambdaで行う方法を記事にしました。Lambdaの場合はAWS Lambda Powertoolsをインポートする必要がありました。 Azure Functionsでは何もインポートせず対応可能です。 やってみた 準備 まず、Azure Functionsを作成します。なぜかAzure Portalから作れなかったので、以下を参考にAzure CloudShellから作ります。 リージョンは東日本、ランタイムがPython 3.11で作成するようにしています。 let "randomIdentifier=$RANDOM*$RANDOM" location="japaneast" resourceGroup
はじめに Azureのサービスはプランを選択できるものがあり、当然プランによって、できることが異なります。また、Azureのリソースを一度作成すると、途中で変更できず、再作成が必要なケースがあるため、後から変更することが手間です。 その為、後から変更が入らないように考慮して、Azureサービスのプランを選定する必要があります。 本記事では、サーバレス構成を例にAzureサービスのプランの選定方法をご紹介します。 目次 本ブログでお伝えしたいこと Azureサービスプランを決めるプロセス 利用するAzureサービスの確認(a) 構築するシステムの要件の確認(b) Azureサービスのプランの選定結果(c) まとめ 1. 本ブログでお伝えしたいこと システムの要件やAzureサービスプランの違いをすべて把握するのは時間が限られているため、難しいと考えてます。ですので、Azureサービスのプラン
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? やりたいこと 標題の通り、定期的にスクレイピングを行いたいが自身のPCやIaaSだと24時間稼働のコストがかかるため、Functions as a Serviceで動かしたい スクレイピング先のツールがクライアントサイドでJavaScriptを動かす必要があるため、beautifulsoupではなくPlaywright / Puppetterを利用する必要がある 調べたこと Azure FunctionsでPlaywrightを使う or Google Cloud RunでPuppetterを使う、が一番簡単に環境を構築できそう Pla
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? Discord BotをAzure Functions + Azure Open AIで作った 正直ChatGPTを使えば1日かからないと思っていたが、予想より大分面倒だった。自分が作ろうと思ったタイミング(2024年9月)では、ネットの情報も古いものが多く、ChatGPTもおそらくその情報をベースに答えているので、結構細かく何度もつまづいた。特に安定運用まで持っていくのに地味に時間が削られた。同じ苦労をする人もいるかもしれないので、メモを残す Discord Application Discord Botを作るにはまずDiscordの
storageQueueTrigger1: queueTrigger For detailed output, run func with --verbose flag. [2024-09-18T23:34:50.594Z] Message has reached MaxDequeueCount of 2. Moving message to queue 'character-queue-poison'. /* eslint-disable @typescript-eslint/no-explicit-any */ import { ContainerClient } from '@azure/storage-blob'; import { QueueClient } from '@azure/storage-queue'; type SendQueueAndBlobArgs = { co
はじめに お世話になっております。App Service サポート担当の間山です。 2026 年 11 月 10 日より、Azure Functions .NET アプリケーションの インプロセスモデル がサポート終了となります。インプロセスモデルにてお使いの .NET の関数コード アプリケーションを引き続き製品サポートを受ける場合には、分離ワーカープロセスモデル への変更をする必要がございます。 Azure Functions .NET アプリケーションの インプロセスモデル がサポート終了の詳細な情報につきましては、以下の弊社サポートブログにて補足をしております。 Azure Functions インプロセス モデル のサポート終了について(追跡 ID FVN7-7PZ) 弊社提供の公開情報では、インプロセスモデル から 分離ワーカープロセスモデル への移行手順について公開しておりま
Optimize Azure Functions for Performance and Costs using Azure Load Testing Azure Functions is a serverless computing platform that allows you to run code without having to manage infrastructure, servers, or operating systems. You focus on the code that matters most to you, in the most productive language for you, and Azure Functions handles the rest. As applications grow, so do the costs and perf
技術本部Sansan Engieering Unit Data Hubグループの藤原です。前回はAzure Functions好きにしか刺さらないとがった内容を書いてしまいました。反省しているので、今回は間口を広げて.NETの標準クラスライブラリ好きにも刺さる内容になっています。 前回、グレースフルシャットダウン対応のバグを修正したパッチを適用したが、実はうまくいっていなかった……というところまで書きました。今回はさらに深く入り込み、その問題も直した話になっています。一言でいうと、Event Hubトリガーを使っている場合、SDKのバージョンによってはメッセージが処理されないことがあります(Microsoft.Azure.WebJobs.Extensions.EventHubs の v6.1.0 以上を使用する必要があります)。また、 LinkedCancellationTokenSour
技術本部Sansan Engieering Unit Data Hubグループの藤原です。普段はプロダクトのアーキテクチャを改善したり、技術的な課題を解決したり、たまにOSSを書いたりコントリビュートしたりしています。 今年はSansan Data Hubの日々の開発や運用で突き当たっている課題をベースに、現在取り組んでいることや、これから取り組みたいことについて紹介していきたいと思います。今回は、Azure Functionsでの大量データ処理をするとき、グレースフルシャットダウン関連で遭遇した問題について、Azure Functionsの内部構造に触れつつ紹介します。一言でいうと、Event Hubトリガーを使っている場合、SDKのバージョンによってはメッセージが処理されないことがあります(後編で説明しますが、Microsoft.Azure.WebJobs.Extensions.Eve
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