内田篤人の所属するシャルケが、チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦でバレンシアを下し、準々決勝への進出を決めた。 昨季の本田圭佑(CSKA)に次いで、日本人としては2人目の快挙だ。アウェイでの1stレグでは1-1の引き分けに終わったが、ホームのフェルティンス・アレナで迎えた2ndレグで3-1の勝利を収めた。 欧州クラブ挑戦1年目にして、あの中村俊輔でさえも越えられなかったCLベスト8の壁をあっさりと乗り越えてみせた。その要因はどこにあるのだろうか。 2ndレグの試合直後、内田は興奮気味にこう語っていた。 「良い仲間にめぐり合えました」 そして、さらに続ける……。 「チームメイト、そして鹿島の監督だったり、スタッフだったり、フロントだったり。鹿島がなかったら、今の俺とかは考えられないし。現場の人だけじゃなくて、フロントもそう。Jリーグ開幕戦で鹿島は大宮に引き分け(3-3)たりし