ピックアッププレイヤー:MF14/中村憲剛 フロンターレの主軸として、そして日本代表の一員として安定感あるプレーを見せた中村憲剛。 2012年はサッカーに対する充実感を得た一方で、結果を出すことの焦燥感にかられた1年となった。 シーズンを終えたばかり中村憲剛に、現在の気持ち、そして2013年にかける思いを聞いた。 憲剛自身が再生することができた1年 「サッカーの中身に関しては充実感があった。ひさしぶりにサッカーをやってるなって感じだった。これって何年かぶりの感覚だよ。風間(八宏)さんにしても、これだけ自分のことを信頼してくれる人はいないわけで、個人的にもやりがいも感じた。だけど、それがチームの結果に結びつかなかった」 2012年12月15日天皇杯4回戦、大宮アルディージャ戦。 川崎フロンターレは前半3得点を挙げながら後半に4失点を喫し、まさかの大逆転負けを喫した。厚みのある攻撃を繰り出し相