コラーゲンを食べる事でお肌がぷるぷるになると謂う話は、とらねこ日誌を読んで下さる方には今更説明するまでもなくバカバカしい話として受け取ってもらえると思いますが、ちょっと流行しただけでなく、いまだに出回っているのを見てどうしてだろうなぁと考えてしまいます。そこでテキトーにその理由を妄想してみました。 ■類感呪術 同じ性質を持つものや体の悪いところと同じ部位を食べる事で病気が治るとか健康になれるみたいな考え方は【類感呪術】と呼ばれる呪術に分類されるものです。 コラーゲンでお肌ぷるぷるについては次のような流れがあるんじゃないかと思います。 肌のハリにはコラーゲンの架橋が大事である →コラーゲンが失われていくと肌が衰える →コラーゲンが豊富な物を食べれば良い →コラーゲン豊富なゼラチン質の食べ物が良い 実際には消化によりアミノ酸にまで分解されちゃって肌のコラーゲンに積極的に利用されるなんて事はない