2016/2/21 11:51 《現在地》 国道と有料道路に挟まれた落差100mの海崖の中腹に、人車鉄道の路盤跡を発見した。 発見&到達の直後ではあるが、私は既に、これこそ探し求めていたものであると確信していた。 例えば、ここが集落や耕地のもっと近辺であったならば、こうした平場を見つけても、“他の何か”かもしれないという疑いを簡単には消し去れなかったと思うが、ここでは地形の厳しさという悪条件(土地を活用しにくい)が、調査活動上で有利に働いた。 なお、この写真は路盤に降り立った“最初の地点”から、熱海方向(南側)を撮影している。 この撮影の直後、真っ直ぐこの方向へ探索の足を進めたのであるが、反対の小田原方向(北側)へ戻って探索をしなかった理由は、次の写真(↓)だ。 “最初の地点”こと緩やかな尾根の先端部の北側は著しく傾斜が急であり、しかもそこを横断していなければならない路盤は、ほとんど跡形も
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