思わず脱力してしまう微妙な「ゆるさ」。自治体や各種団体などのPRに活躍する「ご当地キャラクター」が人気だ。「ゆるキャラブーム」の火付け役となった滋賀県・彦根城の「ひこにゃん」や、論争を呼んだ奈良県の「せんとくん」など、全国各地に百花繚乱。本県にも、人気アニメ制作会社スタジオジブリ作の「ブランドもの」から、中年男性の子供心をくすぐる「戦隊もの」まで、地域色豊かなたくさんの個性が輝いている。そんな県内のご当地キャラを紙面でピックアップしてみた。実際に一度対面して、その「ゆるさ」を確かめてみてはどうだろう。世界的不況で暗い話題が続く中、ひととき心を和ませてくれるかもしれない。