自衛隊帯広地方協力本部(帯広市西14南14、山下和敏本部長)に独自の“ゆるキャラ”が誕生した。エゾシカとアザラシ、ワシをモチーフに陸海空の自衛隊をPRする3種類で、そのうちエゾシカがベースの「ビッキー」は着ぐるみも完成した。同本部は今年度から、地域のイベントなどで幅広く活用する。 自衛隊の広報活動や自衛官募集のPRなどの任務を、今まで以上に積極化するための取り組み。昨年12月に着任した山下本部長の発案で、今年1月から同本部職員による戦略会議で考案してきた。同本部によると、全国の地方協力本部約50カ所のうち、ゆるキャラをつくったのは数例しかないという。 出来上がったイメージキャラは、陸上自衛隊のエゾシカ「ビッキー」、海上自衛隊のアザラシ「ヒマリン」、航空自衛隊のワシ「ロッキー」。帯広で親しまれるよう、キャッチコピー「おいらたち ビッキー ヒマリン ロッキー」の頭文字を続けると「おびひろ」