国立松江工業高等専門学校(島根県松江市西生馬町)に初めてのゆるキャラ「インダスとり」が誕生した。産業や工業を意味する英語の「industry」と、島根県の鳥「ハクチョウ」にちなんだ名前で、生徒が原案募集からデザイン、製作まで手掛けた力作。新キャラクターが大きく羽ばたいて活躍してほしいと願っている。 企画、製作したのは、同校の4年生でつくる学生会総務局のメンバー。「堅苦しい」「オタク」という偏った同校のイメージを変え、中学生らに関心を持ってもらいたいと、ゆるキャラに思いを託すことにした。 校内でアイデアを募集し、50件近く寄せられた作品5案に絞って投票を募った結果、圧倒的な人気で「インダスとり」が選ばれた。 インダスとりは、同校3年の岩崎里美さん(18)の作品。愛らしいハクチョウが頭に卵の殻をかぶっているデザインで、卵の殻は、同校が「エンジニアの卵」を育てることをイメージした。 専門