米上院での銃規制法案の否決を受け、首都ワシントンD.C.(Washington D.C.)のホワイトハウスで記者会見するバラク・オバマ大統領(右)。中央はガブリエル・ギフォーズ元下院議員(2013年4月17日撮影)。 【AFP=時事】(一部更新)米上院は17日、超党派議員らが提出した銃購入希望者の犯罪歴調査の適用範囲を拡大する銃規制法案を否決した。昨年12月にコネティカット(Connecticut)州ニュータウン(Newtown)の小学校で起きた銃乱射事件を受け、バラク・オバマ(Barack Obama)大統領が後押ししてきた銃規制厳格化の動きは、その前進を大きく阻まれた。 【図解】米国の殺人被害、凶器別では小火器が圧倒的多数 本法案は、銃購入希望者の犯罪歴調査を、銃の展示即売会やインターネット販売の際にも拡大することを定めたもの。承認に必要な票数は60だったが、賛成46、反対54の反対