OECDが公表した男女の賃金格差レポートで、日本は34か国中最下位でした(子あり男女比較において)。 その差は実に61%(OECD平均22%)。子なし男女ではその差は多少縮まり、24%となるものの、OECD加盟34ヶ国の平均は、7%ですから、それに比べればかなり高い水準です。 このニュースは、多くの媒体で報道されたので、ご存知の方も多いでしょう(日本は働く母親冷遇 OECD報告 - 47NEWS(よんななニュース) )。ニュースへの反応を見る限り、かなりセンセーショナルに受け止められているようです。おそらく、このレポートと同日17日に内閣府から発表された男女共同参画社会に関する世論調査で、”夫が外で働き、妻が家庭を守るべき”という回答が51%であったことと関連して、日本での働く女性の賃金の低さがクローズアップされているのだと思います。 賃金格差はいつから?ただ、この格差自体は、日本に限定す