元クラフトワークのカール・バルトス、コンピューターはクラフトワークの音楽プロセスに悪影響を与えたと振り返る クラフトワーク(Kraftwerk)に1975年から1990年まで在籍したカール・バルトス(Karl Bartos)は、クラフトワーク時代について「コンピューターがあれば、創造性を発揮する時間が増えるという考えだったが、それは正反対だった」と語り、コンピューターはクラフトワークの音楽プロセスに悪影響を与えたと、MusicRadarのインタビューの中で振り返っています。 「クラフトワークでは“マン・マシン”というコンセプトがあった。これはフリッツ・ラングの映画『メトロポリス』からのものだけど、僕たちは(昔は)部屋でお互いの目を見て、一緒に演奏していた。僕たちのコミュニケーションを音楽にしたんだ。転機となったのはデジタル化で、クラフトワークが組織になったとき、僕たちは現代的ではなくなった