スイスの人類学者・ミラ(リュドミラ・ブレディキナ、Liudmila Bredikhina)さんは17日、修士論文「バ美肉:バーチャルパフォーマンスの背後にあるもの。テクノロジーと日本演劇を通じたジェンダー規範の争奪」で、ジュネーブ大学のジェンダー分野の学術賞「プリ・ジャンル」(Prix Genre)を受賞した。 「バ美肉」は「バーチャル美少女受肉」の略語で、現実世界の性別に関係なくバーチャル世界で美少女で活動するという日本発の文化。ミラさんによれば、「バ美肉」に関する研究が学術賞を受賞するのは世界初の快挙という。 ミラさんは、バーチャル美少女ねむさんと共にメタバースの大規模調査「ソーシャルVR国勢調査2021」を実施した人物。 修士論文のタイトルは「バ美肉:バーチャルパフォーマンスの背後にあるもの。テクノロジーと日本演劇を通じたジェンダー規範の争奪」(原題:Babiniku: what l
![スイスの人類学者・ミラ、「バ美肉」に関する論文でジュネーブ大学のジェンダー分野の学術賞「プリ・ジャンル」受賞 | PANORA](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bfe73756c845d57be66bdf4001329c6f6c00682d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fasset.panora.tokyo%2Fwp-content%2Fuploads%2F2022%2F05%2F26190600%2FPicture2.jpg)