新型コロナの患者が急増し八重山病院の医療が逼迫(ひっぱく)しつつあるとして、感染防止対策を呼びかける和気亨病院長=22日、石垣市の同院 【石垣】沖縄県立八重山病院の和気(わけ)亨病院長は22日、石垣市の院内で緊急の記者会見を開き、市内で新型コロナウイルスの患者が急増し「医療が逼迫しつつあり、このままでは破綻する」と訴えた。和気病院長は住民らに向けて、密室でのマスク着用や手指消毒など基本的な感染防止対策を再度徹底するよう強く訴えた。 八重山病院にはコロナ専用病床が10、重症者用が1の計11床あるが、現在は満床状態となっている。ここ1週間で感染者が急増し、地元住民だけではなく観光客が感染する事例もあるという。 発熱などの救急受診者が増え、平常時は1日40~60人程の受診者だが、17日は100人超となり、八重山病院の人員で患者を診られる限界に近い数に達した。 22日時点で一般診療に影響は出ていな
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