ロングショット・ミディアムショット・クローズアップ 紙芝居の絵は、物語をものがたる絵なので、 当然、物語に登場する人物(もしくは動物や植物、幽霊・妖怪、宇宙人、または器物その他)を 描くことになります。 その登場人物たちをどう描くかという構図を考えるとき、 参考になると思われるのが、映画などの映像技法で使われるショットの基本です。 次のショットの種類は、ごくおおまかなもの。 映像制作の現場によって、また人によって、呼び方や分類のし方が異なることもあるようです。 (参考:ルイス・ジアネッティ「映画技法のリテラシーⅠ」(1)) ▼(1)ロングショット 「ロングショット(long shot)」における被写体とカメラの距離は、あいまいなものですが、 一般的に、演劇においての舞台と観客の距離と同じだといわれます。 まあ、舞台といっても、膝と膝を突き合わせるような小劇場から、 オペラグラスがなければ見
![キャラクターの構図 01 | 紙芝居屋わかやまこうすけの「ポレポレいこか」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b0dccbce3e41edaa20448d3ac88b8b4638f504c3/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fpds.exblog.jp%2Fpds%2F1%2F201207%2F18%2F55%2Ff0223055_176215.gif)