このblogに最後に投稿してからすでに長い時間が経ってしまいました。久しぶりの投稿となる今回は、Web Accessibility Advent Calendar 2013向けに、僕が一視覚障害者の立場で考えた、アクセシブルなWebでできること、そしてできないことについて書いてみたいと思います。 僕がWeb上で始めて買い物をしたのは1996年ころでした。それから10数年間、Webは僕にとっての大切な情報源であり、生活のあらゆる部分に影響を与えるライフラインのような存在であり続けています。様々な新しい技術が登場し、Webはどんどん視覚障害者の僕にとってもアクセシブルなものになり、日常生活に必要な多くのタスクをカバーできるようになってきたと言っても過言ではありません。 ニュースサイトやSNSで情報を収集したり、生活に必要な買い物をしたり、銀行で講座の残高をチェックしたり家賃を振り込んだりと、W