「天元突破グレンラガン」「キルラキル」の強力タッグ、監督:今石洋之氏と、脚本:中島かずき氏によるオリジナル劇場アニメ「プロメア」を公開前夜祭で見てきました。いやあ、熱い。 この2作品のファンなら、極限まで研ぎすまされたコミカルな演出とリアリティのバランス、歌舞伎の大見得さながらの台詞回し、そしてエネルギー保存則など無視した物語のスケールのインフレーションはすでにご存知でしょう。理屈が入る余地を与えず加速するストーリーの疾走感は、痛快そのものです。 今回の物語は、全世界の半分を燃やし尽くした「バーニッシュ」という突然変異した人類の誕生から30年が経ち、その脅威が封じ込まれつつある時代のとある自治国家「プロメポリス」が舞台。主人公である火消しのガロ・ティモスと、バーニッシュの攻撃的集団のリーダーであるリオ・フォーティアの激突を軸に、地球の命運をかけた戦いが描かれます。 その対立はさらなる真実と