KAI-YOUはこれまで、Webメディアというシステムや業界、あるいはそこで働く人々についての、自己言及的な記事執筆や取材をあまり行なってこなかった。 それは「ポップ」を標榜する我々にとって、そして読者や楽しんでくれる人たちにとって、あくまでコンテンツこそが主であり、その受け皿であるメディアの裏側を見せる必要性を感じなかったからに他ならない。 しかし2019年に入ってからというもの、そうは言ってられなくなってきた。多くのWebメディアが閉鎖したり、人員削減を断行するなどのネガティブな報道が多く目に入ってきた。そしてやはりそれは他人事ではなく、KAI-YOU Premiumという新たなメディアを発足した理由の一つにもなっている。 いま、Webメディアに何が起きているのか。Webメディアを取り巻く状況はどのようなものなのか? 経営者として、編集長として、プロデューサーとして、記者として、様々な