あけましておめでとうございます(一応). 大晦日ですらマルジェラのロングブーツ(古着)を衝動的にぽちっとしたりしてほんとだめだこいつと頭を抱えたりしましたが,今年は思うところがあり,京都で年越しを迎えました.何年かまえと同じように,百萬遍の知恩寺で甘酒をすすりつつ除夜の鐘と南無阿弥陀仏を聞いて,そのあとで下鴨神社へ.こうして見ず知らずのひとたちと迎える新年もいいものです.幸い,寒さもさして厳しくはなく(ぱらっと小雨ってましたが).深夜にてくてく歩いていると,なんでもできそうな気になってくる. 節目はとても苦手で. 毎年正月には「あけましておめでとうございます!」と希望にあふれたひとたちを見て,たっぷりと気後れしています.こちらは「またこれから新しい一年が始まってしまうんだなあ…….去年はそこそこ走れたような気もするけど,今年はなにができるかなあ……」と不安な気持ちに包まれているというのに.