村上春樹さん:カタルーニャ国際賞スピーチ原稿全文(上) - 毎日jp(毎日新聞) 村上春樹さん:カタルーニャ国際賞スピーチ原稿全文(下) - 毎日jp(毎日新聞) 6月9日、スペインのカタルーニャ国際賞授賞式で配布された、村上春樹さんの受賞スピーチの原稿全文が紹介されています。 「ちょっと長い」と思われるかたも多いのでしょうが、ぜひ、10分あるいは15分だけ時間を割いて、読んでみていただきたいと思います。 以下は、僕がこのスピーチを読んで、いま考えていることです。 僕はこのスピーチ、すごく心に染みたのと同時に、「村上さんはちょっとズルいなあ」とも思ったのです。 エルサレム賞のスピーチ『壁と卵』に関しては、村上さん自身があのとき置かれていた状況もあり、「作家として、『敵地』で、よくあそこまで踏み込んだスピーチができたものだ」と僕は感動したのですが。 なぜこのような悲惨な事態がもたらされたのか