ブックマーク / ish.chu.jp (3)

  • 寛容さと共存の何が問題なのか

    「オルテガ『大衆の反逆』、空地、国家」でオルテガを話題にしたところ、しあわせのかたちのsho_taさんより、「自由主義デモクラシーの賛美こそオルテガの真骨頂であり、これを取り上げるべき」とのご指摘を受けました。 そこで「美しい」として引用されていたのが以下の下りです。 政治において、共存への最も高度な意志を表明した形態は、自由主義的デモクラシーである。自由主義的デモクラシーは、隣人を考慮しようとする決意を極端に示しており、「間接行動」の典型である。政治権利の原則は自由主義であり、社会的権力はその原則に従って、全能であるにもかかわらず自分自身を制限する。つまり、最も強い人たち大多数の人たちである社会的権力は、自分が犠牲を払っても、自分が支配している国家のなかに、自分たちと同じように考えたり感じたりしない人びとが住めるような場所を残そうと努める。今日このことを思い出す必要があるが、自由主義とは

    nessko
    nessko 2008/05/21
     「やっても意味ないと思うだろ? 無理だと思うだろ? オレもそう思うよ。でもやるんだよ」
  • mixiと女社会と「泥の文明」

    べにぢょのらぶこーるさんの「やっと分かったよ!ミクシィが”気持ち悪い”理由!!」が注目を浴びていますね。 答えは、”女社会だから。” もっと正確に表現すると、”女の子社会だから。” (・・・) 女の子は群れるのが好き。無所属では不安な生き物なのです。 ミクシィがこれだけ流行ったのは、女の子的な男性、あるいは女の子的な空気に抵抗がない男性が増えてきているということかもしれませんね。 mixiについてはずっと前に「mixi疲れと友達友達」というエントリを立てたのですが、脱会(敢えて「脱会」と書きたい)して以来、すっかり関心の外になっていました。 わたしの数少ない友人は、既にほとんどが脱会済み。そのうち一人再入会した子がいますが、水商売バイトの営業用アカウントです。要するに少ない友達のほぼすべてが「友達いない単独者タイプ」ということですね(笑)。「「めちゃモテ」と世界最強」でも書きましたが、も

    nessko
    nessko 2007/07/27
    私も孤立派だが、女が固まっているのを見るとイソギンチャクみたいな一つの生命体になってるようだと思う。男の集団とは異質な印象がある。
  • スラヴォイ・ジジェク『人権と国家』、寛容と自由

    『人権と国家―世界の質をめぐる考祭』 スラヴォイ・ジジェク 岡崎玲子 ジジェクの試論二篇とロング・インタビュー。二目の試論「人権の概念とその変遷」は必読。短いからサクサク読めます(笑)。 インタビューについては色々批判もあるようですし、実際、日語がヘン、ジジェクの言葉を受け止められていない箇所が多々見られる、などの難はあるのですが、岡崎氏の若さと根性、兎にも角にもジジェクのを新書で出した、という功績を考えればお釣りが来るでしょう。 注目すべき点は多すぎるのですが、まずは「寛容さと共存の何が問題なのか」で話題にしたばかりの「寛容」と自由について。 例えば、「共同体により思想や宗教が強制されることは暴力であるが、信仰自体は自由である」といった論があります。わたしたちが暮らしている世界は、建前としてはこうした西洋的多元主義を是とするもので、少なくとも「思想・信条に対する寛容さ」を示すこと

    nessko
    nessko 2007/06/05
    選択の自由と、宗教への思い入れは、相性悪そう。「選択の自由」を許してあげる側に要領よく回る人の狡猾さもありそうだしね。
  • 1