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  • 理解しやすく、役立つエイズのブログ-血液の鉄人のささやき- 画期的な梅毒治療薬

    国内での梅毒は以依然として流行は収まっていません。 2022年3月中旬時点で1801例の感染者がすでに報告されています。 梅毒治療に2021年9月、ベンジルペニシリンベンザチン(BPB)の筋注製剤「ステルイズ」が承認され使われるようになりました。 梅毒治療は以前から海外ではベンジルペニシリンベンザチン(BPB)がスタンダードでしたが日国内では使用できませんでした。 そのため従来アモキシシリン内服が代用として使われていました。 ベンジルペニシリンベンザチン(BPB)の筋注製剤「ステルイズ」の使用より、これからは早期梅毒ならステルイズ240万単位の1回の筋注だけで治療可能となります。 この製剤の使用により早期梅毒に対して1回の注射で治療効果が期待できることと、内服薬の飲み忘れなどによる治療の失敗は少なくなります。 梅毒】 通常、ベンジルペニシリンとして240万単位を1回、筋肉内に注射する

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    nessko 2023/01/23
  • 理解しやすく、役立つエイズのブログ-血液の鉄人のささやき- 緊急告知 新型コロナウイルス流行下でHIV検査を受ける人が激減!!

    2021年3月16日、厚生労働省のエイズ動向委員会は2020年の1年間に保健所などで行ったHIVの検査数が2019年に比べて半減したと発表しています。 検査件数は68998件と大幅に減少し、相談件数も2019年に比べて半減し66519件だった。 新型コロナウイルスの感染が全国的に拡大し、HIVの検査や相談をためらう人が増えたほか、保健所の業務が新型コロナウイルス対応で逼迫し、その結果HIVの検査を取りやめた時期があったことなどが影響したとみられています。 不安な行為をしてしまったときには、必ず適切な時期にHIV検査を受ける必要があります。 新型コロナウイルスの影響でHIV検査を受けづらい場合は、郵送による検査を受けることも選択肢のひとつです。 検査を受ける人が減ればそれだけいきなりエイズも増加することになります。

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    nessko 2021/06/16
  • 理解しやすく、役立つエイズのブログ-血液の鉄人のささやき- 日本国内でHIV感染者への治療差別!?

    は先進国でほぼ唯一といえるほど、HIV感染者の増加が続いています。 HIVに感染しても早期発見・早期治療により、すでに"死の病"ではなくなり、天寿を全うできるようになってきています。 ところがHIV感染者の医療機関での治療差別が問題となっています。 例えば、 HIV感染者の人工透析の受け入れ拒否。 HIV感染者の歯科治療の拒否 HIV感染者の一般診療の拒否 このような医療機関での受け入れ拒否は何故起きるのしょうか? 1.医療従事者が感染者の血液に触れ感染を恐れる。 2.HIV/AIDSに関する知識不足から、満足な検査や治療ができない。 3.HIV感染者がいるという"風評被害"が心配。 HIV感染者の受け入れ拒否により、早期発見早期治療でAIDSの発症を押さえ込み天寿を全うできる人が生命の危機にさらされることになります。 HIVの感染力は極めて弱く、正しく予防すれば医療現場での感染は起こ

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    nessko 2020/07/16
    2016年の記事だが、日本人にはこういうところがある、というのはもっと意識されてもいいと思う。(なんというか、いってはいけない、いってもむだな領域になってるのかもしれないけど、これ病気関連だけじゃないから
  • 理解しやすく、役立つエイズのブログ-血液の鉄人のささやき- 新型コロナウイルスについての情報-4.新型コロナウイルスの家庭における消毒について-

    ウイルスはその構造からエンベロープ(脂質性の膜)のあるウイルス(エンベロープウイルス)と、エンベロープのないウイルス(ノンエンベロープウイルス)に分けられます。 エンベロープウイルスは、アルコール消毒剤によりダメージを受けやすい特徴があります。 新型コロナウイルスは、エンベロープウイルスですから消毒用アルコールで死滅させることが出来ます。 消毒用エタノールの濃度は、76.9~81.4 vol%のエタノールが、殺菌として最も強い作用を有していることから、この濃度のものを使用します。 日薬局方では消毒用エタノールは、76.9~81.4 vol%と規格が定められています。 イソプロピルアルコールはエタノールに比べて、脱脂作用が強く、やや毒性と刺激性が強いため、手指が脱脂されて手指が荒れる欠点があります。 消毒には50~70%のものが使用されています。 イソプロピルアルコールはエタノールとほぼ同

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    nessko 2020/05/12
  • 理解しやすく、役立つエイズのブログ-血液の鉄人のささやき- なぜこれほど梅毒が流行し続けているのか

    国内において、淋病、性器クラミジアなどの性行為感染症は減少傾向にあるのに何故梅毒だけが急増しているのか不思議でなりません。 特にこの5年間で梅毒患者が急増しています。 2013年1228人 2014年1661人 2015年2690人 2016年4518人 2017年5770人 2018年6923人 2019年4824人(9月22日現在) 2015年から梅毒患者の届け出数が急激な増加傾向にありますが、これは届けられた患者のみですから実際はもっと多くの潜在患者が存在していることになります。 2019年現在でも何故梅毒患者がこれ程急増したかという、真の原因は明らかにされていません。 梅毒の流行の裏にHIVの流行があることを忘れてはなりません。

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    nessko 2019/10/13
    >梅毒は2014年までは同性間の性的接触による感染が多くを占めていましたが、2018年ではおよそ90%が異性間の性的接触による感染となっています。2014年の女性患者は7.1%でしたが、2018年には41%と急増しています。
  • 理解しやすく、役立つエイズのブログ-血液の鉄人のささやき- 2018年1年間のHIV感染者とAIDS患者

    2018年1月1日~2018年12月31日までの1年間の統計 ・新規HIV感染者報告数は940件で過去13位 ・新規AIDS患者報告数は377件で過去14位 ・HIV感染者とAIDS患者を合わせた新規報告数は1,317件で過去13位 1.新規新規HIV感染者 ・同性間性的接触:670件(全HIV感染者報告数の約71%) ・異性間性的接触:157件(全HIV感染者報告数の約17%) ・静注薬物:0件 ・母子感染:1件 ・年齢別では、特に20~40歳代が多い。

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    nessko 2019/09/25
  • 理解しやすく、役立つエイズのブログ-血液の鉄人のささやき- 梅毒の流行未だ収まらず!!

    国内における2019年4月7日現在の 梅毒患者数は、1627人でその流行は収まっていません。 50人以上の患者数の発見された都道府県は以下のとおりです。 埼玉県  55人 東京都 425人 愛知県  88人 大阪府 278人 兵庫県  88人 福岡県  64人 このままの状況では2019年も5000人を超える機能性があります。 梅毒の流行の影にはHIVの流行があることを忘れてはなりません。 危険な行為をしてしまった場合は、必ず梅毒検査とHIV検査を埋めることを強くおすすめします。

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    nessko 2019/04/22
  • 理解しやすく、役立つエイズのブログ-血液の鉄人のささやき- 梅毒の用語解説-その1-

    梅毒の大流行に鑑みて、梅毒に関する用語を水会に分けてわかり易く解説していきます。 1.梅毒一次病変 性的接触等で梅毒トレポネーマが侵入した部位にできる病変のことを言います。 ※皮膚病変としては、初期硬結、硬性下疳などがあるが、あいまいなびらん程度のこ ともある※ 2.梅毒二次病変 梅毒トレポネーマが体内で増殖し、血流に乗って体の隅々まで運ばれ、運ばれた先でできる病変のことを言います。 ※病変は皮膚だけとは限らず、あらゆる臓器に引き起こされます※ ※典型的な皮膚病変としては梅毒性バラ疹、丘疹性梅毒疹、扁平コンジローマなどがあります※ 3.早期梅毒 梅毒トレポネーマに感染してから 1年以内の活動性梅毒。 ※性交渉などの接触により第三者に感染させる力のある時期※ 4.後期梅毒 梅毒トレポネーマに感染してから 1 年以上経過した活動性梅毒。 ※第三者への感染力はほぼない時期※ 梅毒(早期梅毒第1期

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    nessko 2019/02/03
  • 理解しやすく、役立つエイズのブログ-血液の鉄人のささやき-

    HIVは免疫細胞の1種であるCD4陽性リンパ球(CD4)を破壊し、感染者の免疫力を弱めることで多様な症状を引き起こすウイルスです。 HIVには特徴の異なるサブタイプが複数存在しており、ヨーロッパで広がっているHIVは「サブタイプB」が主流とされています。 新たに発表された研究では、ヨーロッパとウガンダのHIV追跡プロジェクト「BEEHIVE」に登録された8000人以上のHIV遺伝配列を分析し、オランダを中心に合計109人の患者がHIVのサブタイプBの変異株に感染していたことを突き止めました。 このHIV変異株に感染していた患者のウイルス量は通常のサブタイプBに感染した患者の3.5倍~5.5倍となることが湯買っています。 通常のHIVでは感染してからエイズを発症するまで平均6~7年かかるのに対して、変異株では平均2~3年でエイズを発症することが明らかになっています。 この新たに発見された変異

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    nessko 2019/01/13
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