日本国内での梅毒は以依然として流行は収まっていません。 2022年3月中旬時点で1801例の感染者がすでに報告されています。 梅毒治療に2021年9月、ベンジルペニシリンベンザチン(BPB)の筋注製剤「ステルイズ」が承認され使われるようになりました。 梅毒治療は以前から海外ではベンジルペニシリンベンザチン(BPB)がスタンダードでしたが日本国内では使用できませんでした。 そのため従来アモキシシリン内服が代用として使われていました。 ベンジルペニシリンベンザチン(BPB)の筋注製剤「ステルイズ」の使用より、これからは早期梅毒ならステルイズ240万単位の1回の筋注だけで治療可能となります。 この製剤の使用により早期梅毒に対して1回の注射で治療効果が期待できることと、内服薬の飲み忘れなどによる治療の失敗は少なくなります。 梅毒】 通常、ベンジルペニシリンとして240万単位を1回、筋肉内に注射する