ブックマーク / d4p.world (5)

  • 広島平和式典、イスラエル参加はなぜ問題か?――「全ての国を招待すべき」の落とし穴

    「このような悲劇が二度と繰り返されることがないよう祈ります」 2021年8月6日、広島市で行われた平和式典に駐日イスラエル大使が参加し、イスラエル大使館の公式Twitter(現X)は、このようなメッセージを投稿した。その前年も、さらに前の年にも、ほぼ同様の文言が発信されている。 そして今、イスラエルは、ガザでの凄惨な虐殺を続けている。 イスラエル駐日代表は2009年から広島市の平和式典に参加し、今年も出席の意向だ。ネット上ではXを中心に、招待を取り消すよう「ランチタイム・ツイデモ」が連日行われている。他方、パレスチナ暫定自治政府の駐日代表部には、今年も招待状が送られていない。 長崎市は、8月9日に行われる平和祈念式典について、イスラエル駐日大使への招待状送付を「保留」としている。一方、これまでと同様、パレスチナ代表部には招待状を送るとした。 広島市の対応はなぜ問題か。中東地域研究を専門とす

    広島平和式典、イスラエル参加はなぜ問題か?――「全ての国を招待すべき」の落とし穴
    nessko
    nessko 2024/07/29
    イスラエルと日本、ある面では似てるでしょ。それは単なる事実でしょ。それはそれとして、いまのガザに関しては日本は何か言っていいでしょ。だったら、広島、イスラエルにも来てもらったほうがいいんじゃないの?
  • 『悲しみと共に生きる』 第1回:物語を組み立てなおす - Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル)Dialogue for People

    「グリーフケア」――。耳慣れない言葉かもしれません。「グリーフ」とは、「悲嘆」を表します。といったところで、かえって意味が遠のくだけかもしれません。あくまでも僕なりの理解となりますが、グリーフとは、自分自身の一部とも思える大切な人、もの、居場所や価値観などを喪失した時に感じる、痛みや悲しみ、虚無感や重みのようなものだと思います。そしてグリーフケアとは、人生に於いて誰もが経験しうるそうした状態にある人の声に耳を傾け、寄り添い、そのプロセスを見守ることです。 連載では、グリーフケアにまつわる人々へのインタビューを通し、喪失体験と共に生きる人々の姿をお伝えしていきます。第一回は導入として、僕(佐藤慧)自身のグリーフケアとの出会いと、そこから頂いてきた学びについてお伝えしたいと思います。 文中には筆者の体験に基づき、身近な人の死や、自死に関する記述がございます。そうした内容により、精神的なスト

    『悲しみと共に生きる』 第1回:物語を組み立てなおす - Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル)Dialogue for People
    nessko
    nessko 2024/03/07
  • 「名取洋之助写真賞歴代受賞者」紹介展示辞退について | お知らせ | Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル/D4P)

    12月に入り、日写真家協会から弊会宛に一通の封書が届きました。 12月5日付となっているその書面には、2022年第17回名取洋之助写真賞が「該当者なし」で、奨励賞のみ決定したこと、1・2月に行われる受賞作品展を、「賞をアピールする良い機会」ととらえ、歴代受賞者の作品と受賞当時の顔写真、プロフィールも同時に掲載する予定であることが記されていました。私はこれを辞退する意を日写真家協会側に伝えました。その意を尊重して下さった関係者の皆様に感謝申し上げます。 私は10年前、2012年第八回名取洋之助写真賞を、ウガンダのエイズ孤児たちを取材した写真で受賞しています。写真を始めたばかりのころ、「この賞は登竜門だから、受賞できたら道が拓ける」と多くの方に勧められました。 雑誌社が潤沢に取材費などを出せる時代ではない中で、実際には受賞しただけで「道が拓ける」わけではありませんが、大学を卒業して間もない

    「名取洋之助写真賞歴代受賞者」紹介展示辞退について | お知らせ | Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル/D4P)
    nessko
    nessko 2024/02/25
    >今回の辞退の最大の理由は、広河隆一による性暴力、ハラスメントに対する、日本写真家協会の態度にあります。(2022.12.19/文 安田菜津紀)
  • 「武力で作れる平和はない」――イスラエル出身、ダニー・ネフセタイさんインタビュー - Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル)Dialogue for People

    「今、これを知っているイスラエル人はほとんどいないでしょうね」 そう言いながらダニー・ネフセタイさんが指し示したヘブライ語の新聞記事には、思わぬことが綴られていた。実は1998年9月、パレスチナ・ガザとイスラエル最大の商業都市・テルアビブが、スペイン・マドリードで姉妹都市協定を結んだことがあったのだ。記事に添えられた写真には、市長らがにこやかにおさまっている。 「たった25年前に、これができたんです。今こそ表に出すべきではないでしょうか」 埼玉県皆野町で、の吉川かほるさんと共に「木工房ナガリ家」を営むダニーさんは、イスラエル出身。木を用いた物づくりをしながら、社会問題や環境問題について声をあげてきた。 夢だったログハウスを手作りし、自然に囲まれた静かな暮らしを得たものの、2008年、ガザへの大規模な空爆が起き、犠牲になった1300人には、多くの子どもが含まれていた。「自分たちだけが静かに

    「武力で作れる平和はない」――イスラエル出身、ダニー・ネフセタイさんインタビュー - Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル)Dialogue for People
    nessko
    nessko 2023/10/29
    >ダニーさんは「日本とイスラエルの悲しい共通点は、近隣諸国を見下すことだ」と語った。周辺国を「野蛮な敵」と見なし、防衛費が増長していった先に、結局、人々の暮らしがないがしろにされるのではないかと。
  • 「人道はどこへ」トルコの軍事侵攻から2年半、シリア北東部から遠のく支援 - Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル)Dialogue for People

    2019年10月、米国のトランプ大統領(当時)は過激派勢力「イスラム国(IS)」に勝利したことを強調し、「(ISが)トランプ政権下で(米軍が)そこに駐留する唯一の理由だった」と米軍の撤退を宣言した。その直後、米軍撤退宣言を待ち構えていたかのように、シリア北部、主にクルド人が暮らす地域へ向けて、トルコ軍が「平和の泉作戦」と名付けた軍事作戦を開始した。 シリア北部では2013年から「ロジャヴァ(Rojava―クルド語で“西”という意味)」という名称で実質的に自治区が築かれ、行政区の整備や選挙の実施など、クルド人勢力による自治の既成事実化が進められてきた。米国はIS掃討作戦の中で、シリア北部のクルド人部隊との連携を続けてきたが、トルコはクルド勢力の拡大を懸念し猛反発してきた。トルコ側はシリア北部のクルド人勢力が、自国内でテロ組織とされているPKK(クルディスタン労働者党)と同系の組織と見做してい

    「人道はどこへ」トルコの軍事侵攻から2年半、シリア北東部から遠のく支援 - Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル)Dialogue for People
    nessko
    nessko 2022/07/03
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