ブックマーク / fika.cinra.net (2)

  • 黒沢清の語る映画界 深夜労働やモラルの欠如は作品の質を左右する | Fika

    昨今、様々な業界で「働き方改革」が叫ばれ、労働環境が見直されている。しかし、その風潮はものづくりの現場に浸透しているのだろうか。特に日映画業界は、長時間労働、低賃金、無契約など過酷な労働環境のイメージが持たれている。 『トウキョウソナタ』『散歩する侵略者』をはじめ数々の作品が国内外で高い評価を受け、日映画界を牽引する監督のひとりである黒沢清監督。黒沢監督の現場は、深夜までの撮影は極力行わず、スケジュール管理もきちんとされ、労働環境が整えられていると聞く。 働き方の先進国としても知られる北欧。そのスピリットを伝えるFikaが、「映画を取り巻く労働環境、性差、賃金など気持ちのいい状況が整っているかどうかが、ずばり作品のクオリティーを左右する」と話す、黒沢監督とともに映画文化のこれからを考えたい。 時間管理をしっかりしないとまともな映画は作れないと思います。 ―黒沢監督の現場は労働環境に関

    黒沢清の語る映画界 深夜労働やモラルの欠如は作品の質を左右する | Fika
    nessko
    nessko 2024/06/12
  • 淀川長治の言葉から見るベルイマン作品「スウェーデン映画は神」 | Fika

    映画解説者・評論家の淀川長治氏が、解説のなかで各国の映画を一言ずつで表現していたのが印象に残っている。それによると、「アメリカ映画は『生活』」、「フランスは『恋』」、「イタリアは『三面記事』」、そして「スウェーデンは『神』の映画」だという。 もちろん、どの国の映画にも豊富なジャンルがあり、一概にそればかり描いているとはいえないものの、この発言を聞くと、驚くほど各国の映画の性質を端的に表していることに感心させられる。たしかに、アメリカ映画は多くのジャンルで、ライフスタイルや人生を下敷きにしている作品が多く、フランス映画恋愛が様々な要素と絡まっている場合が多い。そしてイタリア映画は、最近『幸福なラザロ』(2018年)がそうだったように、アイディアの起点が新聞の三面記事である例が見られる。この指摘は、現在もかなりの部分で、まだ健在なのだ。 それでは、「スウェーデン映画は神」とはどういうことなの

    淀川長治の言葉から見るベルイマン作品「スウェーデン映画は神」 | Fika
    nessko
    nessko 2022/04/26
    >淀川長治が言うには、「アメリカ映画は『生活』」、「フランスは『恋』」、「イタリアは『三面記事』」、そして「スウェーデンは『神』の映画」
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