ブックマーク / shohgaisha.com (4)

  • 障害者女性の透明化された「生きづらさ」 - 成年者向けコラム | 障害者ドットコム

    「障害者について論じられるときは、たいてい障害者男性に、女性について論じられるときは、たいてい健常者女性にスポットライトが当てられる」 これは、家族社会学および障害学の専門家である土屋葉氏が、編著「障害があり女性であること 生活史からみる生きづらさ」の序章として書いた文章の一部です。 黒人女性フェミニストのベル・フックスの言葉を一部改変した文章なのですが、発達障害者であり女性である私には、非常にしっくりくるものでした。 障害者について論じられるときは、性差別のせいで障害者女性の声はないがしろにされ、女性について論じられるときは、障害のことを考慮されないために障害者女性の声は透明化されてしまうということを、うまくあらわしているといえるでしょう。 二重に無視された結果、障害者女性はいわゆる「複合差別」を受けている状態が現在まで続いています。 障害者女性の困難と一口にいっても、生活上の困難、結婚

    障害者女性の透明化された「生きづらさ」 - 成年者向けコラム | 障害者ドットコム
    nessko
    nessko 2024/06/19
    「障害者について論じられるときは、たいてい障害者男性に、女性について論じられるときは、たいてい健常者女性にスポットライトが当てられる」
  • なぜ障害者女性が性産業に流れていくのか - 成年者向けコラム | 障害者ドットコム

    2013年にNHKで放送された番組「見えない世界に生きる―知的障害の女性たち―」。衝撃的な内容でしたが、この話を性風俗業界で知らないものはいないそうです。番組で映し出されていたのは、主に知的障害を抱えた女性が、性風俗の世界で大勢働いている現実でした。 しかし福祉従事者で知っている人はどのくらいいるのでしょうか。 知っていましたか? 売春する恐れのある女性を保護するという目的で設けられている、婦人保護施設。都内のある保護施設では利用者の約70%に、軽度の知的障害と精神疾患を併発している疑いがあるといいます。 私は障害を持つ風俗嬢に密着した、NHKの番組に衝撃を受けたものの「性風俗なんて、自分には関係のない世界だ」とほどなくして忘れてしまったのですが、2020年にコロナ禍による緊急事態宣言が発出された後、風俗業界で働く女性たちが仕事が無くなり、困窮しているというニュースが度々流れるようになりま

    なぜ障害者女性が性産業に流れていくのか - 成年者向けコラム | 障害者ドットコム
    nessko
    nessko 2024/06/19
    >婦人保護施設。都内のある保護施設では利用者の約70%に、軽度の知的障害と精神疾患を併発している疑いがあるといいます。
  • 「合理的配慮ではなく、合理的調整と呼ぶべき」芥川賞受賞作「ハンチバック」著者、市川沙央さんインタビュー - 成年者向けコラム | 障害者ドットコム

    側弯症の女性が主人公の芥川賞受賞作「ハンチバック」。その作者で自身も側弯症である市川沙央さんに「ハンチバック」の作品に込めた思いなどを尋ねました。作品についての質問から、世間の障害者観についての質問まで、幅広くお答えいただきました。特に、障害者の権利やヘイト言説についての質問には、とても気持ちのこもった痛快な回答でした。 あれでも相手役だった「田中さん」 (c)撮影:深野未季(文藝春秋) ──様々な固有名詞や専門用語などが実名で登場していますが、そこに意図はおありでしょうか。 「医療用語、医療機器名に関してはリアリティとともに、日常感を示すためです。特別なものではないということですね。WEB小説用語もそうですね。いや、『ナーロッパ』とかは、単純に『ナーロッパ』というワードを純文学の文芸誌に載せたかった、WEB小説界からそのように殴り込みをかけたら面白いじゃんと思って書いていたかもしれません

    「合理的配慮ではなく、合理的調整と呼ぶべき」芥川賞受賞作「ハンチバック」著者、市川沙央さんインタビュー - 成年者向けコラム | 障害者ドットコム
    nessko
    nessko 2024/04/26
    >強く声を上げ続けなければあっというまに後退するまであるのがバリアフリーの現実です。無人化、タッチパネル化によって視覚障害者のバリアは増えています。
  • 映画の中の障害者(第10回)「市子」 - 成年者向けコラム | 障害者ドットコム

    絶賛ほぼ一色のミステリードラマ 今回は2023年12月に公開された戸田彬弘監督「市子」を取り上げます。元々舞台の戯曲「川辺市子のために」の映画化で、主演は朝ドラなど活躍目覚ましい杉咲花。貧困世帯で生きるミステリアスな女性を変化自在に見事に演じ、作最大の見どころとなっています。 周辺の映画ファンや町山智浩など信頼する評論家らが「今年ベスト!」など絶賛一色なので期待して見たのですが、正直困惑させられて、確認するために2回見終わった後ファミレスで書き連ねています。演者の素晴らしい演技はじめ諸々ハイクオリティなのですが、看過できない問題も大きく、複雑な感情をぶつけた考察で不快になる方もいるかと思いますが、拝読いただけたら幸いです。 ※以下ネタバレあります(ミステリー作なので、鑑賞予定の方は鑑賞後をお薦めします) 人間・社会の影に光を当てる 川辺市子(杉咲 花)は、3年間一緒に暮らしてきた恋人の長

    映画の中の障害者(第10回)「市子」 - 成年者向けコラム | 障害者ドットコム
    nessko
    nessko 2024/03/23
    市子視点、市子中心の物語になっていたが、介護されながら市子を見つめる月子の表情は記憶に残る撮られ方をしていた(私見)# 無戸籍市子の前に障碍者が霞む仕様の映画だったのは確か。
  • 1