シグマから3月3日に発売されたDP1は、いわゆるAPS-Cサイズの撮像素子を搭載したコンパクトデジタルカメラだ。一般的なコンパクトデジタルカメラの場合、その撮像素子サイズはおよそ1/2.7~1/1.8型くらい、大きくても2/3型だから、DP1の撮像素子サイズはそれらよりも約5倍から12倍ほど大きいことになる。 一眼レフではAPS-Cサイズの撮像素子は一般的だが、コンパクトカメラとしてAPS-Cサイズ撮像素子を搭載するのはこのDP1が初めてだ。これまでに登場した非一眼レフデジタルカメラとしては、2005年に登場したソニーのサイバーショットDSC-R1が21.5×14.4mmという、ほぼAPS-Cサイズの撮像素子を搭載していた。しかし、DSC-R1はレンズ一体型のEVF機であり、コンパクトカメラとはいえないボディサイズだったことを考えると、DP1をコンパクトデジタルカメラ初のAPS-Cサイズ撮
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