浦和レッズは2日、堀孝史監督との契約を解除したことを発表した。ユース監督の大槻毅氏(45)が暫定的に指揮をとる。また天野賢一郎ヘッドコーチとの契約も解除し、上野優作ユースコーチが昇格する。チームは現在リーグ5戦勝ちなしで、J2降格圏の17位に沈んでいる。 この日の練習後、淵田敬三社長と山道守彦強化本部長が取材に対応した。1日のリーグ第5節アウェーのジュビロ磐田戦に1-2で敗れた直後に淵田社長は「堀体制をサポートしていく」と話していたが、同日深夜までクラブ幹部と議論し、契約解除を決断した。淵田社長は「状況は厳しい。(リーグが中断した)2週間で改善が表れなかったという議論もあった。チームの流れを変える必要がある。苦渋の決断だ」と話した。 後任に大槻氏を選んだが、山道強化本部長はあくまで暫定であると説明した。「経験のある人に(監督を)やってもらいたい。リストアップはしている」と、国内外に複数人の