言われてみれば、私の親父(現在89歳)なんかも、私が大学に上がるときに「大学に入ったら酒もたばこも博打も何でも大っぴらにやれるし、思い切り満喫しなさい」とかいうモラトリアムな雰囲気の言葉を頂戴した記憶が残っているのですが、最高学府たる大学もまあ随分様変わりしているんですよね。 ©iStock.com 今風の「大学生の流れ」は慌ただしい たとえば先日、新潟大学から講義に呼ばれて行ってきました。いろいろ喋ったうえで大学生に問題意識をお伝えし、その問題を解決するためのちょっとした設問込みのワークショップをやったのですが、メモ書き程度に渡したはずのA4用紙2枚にみんなみっちり鉛筆でテーマの整理や考えをまとめたものを書き込んでいたのが印象的でした。みんな真面目で超ヤバイ。私のころのグータラ大学生はどこに行ってしまったの。私の大学生のときなんかは講義そっちのけで紙ヒコーキが飛び交うぐらいの勢いだったの