浦和レッズのホームとなる埼玉スタジアムは来年10月で開場から節目の20年を迎える。最寄り駅は埼玉高速鉄道の浦和美園駅。約1・2キロの距離で、徒歩で20分近くかかる。20年近く変わらなかったアクセスの改善=埼玉スタジアム駅新設の機運が高まっている。 02年W杯に向けて建設された当時、整地や道路の工事に囲まれていたスタジアム周辺は、この19年ほどで大きく変貌した。次々と住宅が完成し、着実に人口が増加。飲食チェーン店などのショップも集まり、今や1つの「街」になりつつある。人が増えたことで鉄道の必要性も高まってきたことは間違いない。 埼玉県、さいたま市にはスタジアム駅、中間駅(仮称)と2駅を新設し、東武野田線岩槻駅までの約7・2キロをつなぐ計画が浮上している。18年には採算という1つネックが「クリア」される発表もあった。同市が設置した識者による協議会が岩槻までの延伸した場合の採算が国の目安をクリア
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